伴奏について
私が伴奏をしていて、幸せを感じる瞬間はステージ上だけではありません。
最初は緊張感があるかもしれませんが、呼吸を合わせ、音楽を一緒につくっていく時間が、私はとても好きです。
伴奏をしていると、レッスンに同行することもあります。
先生の言葉を受け取り、それを音に変換し、歌い手さんの気づきが生まれ、新たな音楽が生まれる。
そんな瞬間に立ち会えることが、伴奏者として何よりの喜びです。
昔、恩師から、こんな言葉をいただいたことがあります。
「良い伴奏というのはね、『お醤油とって』と言われる前にさりげなく差し出せることなんだよ」
相手が次に求めていることを感じ取り、音で応える。
私は、その積み重ねが伴奏という仕事だと思っています。
これから新たな出会いがあることを、楽しみにしております。